N Building

ビルと連動して情報を提示するARアプリケーション

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ABSTRACT

「N Building」は、東京・立川駅近くの商店街に位置するテナントビルの計画。Qosmoでは、ビルと連動して情報を提示するARアプリケーションの企画・開発を担当しました。本プロジェクトは、2011年7月24日〜11月7日に開催されたニューヨーク現代美術館 MoMA「Talk to Me展」に出展されました。

一般的なテナントビルの場合、看板や宣伝がファサードを占拠してしまい建物自体の個性やアイデンティティを表現することは簡単ではありません。本プロジェクトでは、QRコードのパターンをそのままファサードに設置し看板と置き換えることで、従来の看板とは異なる情報発信をすることを可能にしました。


APPLICATION

2009年12月15日のビルのオープニングにあわせて、専用のiOSアプリケーションを用意しました。iPhoneのようなダイナミックな表現が可能なデバイスを、静的なQRコードとともに用いると、どのようなことが実現できるのでしょうか。私たちが提案する一つの未来像、それはデバイスを通して建物を眺めることで、建物の中の情報や人々の活動の様子を「覗く」ことができるというものです。

N BuildingのiOSアプリでは、建物の中の人々は仮想的なキャラクターとして表現され、それぞれの活動の様子を眺めることができます。また、お店の情報をブラウズして予約を入れたり、クーポンをダウンロードすることもできます。

バーチャル(iPhone)が物理的な存在(N Building)をエンハンスするかたちで建物に関する情報を提示する新しい手法を模索しました。建物の形状をリアルタイムに認識し、映像の上にキャラクターをオーバーレイすることで、あたかも建物内部が透けて見えているかのようなグラフィックを実現しています。また、N Buildingとその周辺でリアルタイムに生まれるネット上の情報(Twitterのロケーション情報やハッシュタグ情報など)を、キャラクターの吹き出しというかたちで表示しました。

「N Building」のファサードに組み込まれたQRコードは、ユーザーがカメラを建物に向ける動機付けとして重要な役割を果たします。さらに、Qosmo独自の技術を用いることで、QRコードなどのマーカーを持たない建築物に対しても同様の仕組みを実装することが可能です。


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CREDITS

  • Architecture

    Naoki Terada (TERADADESIGN ARCHITECTS), Kenichi Hirate (TERADADESIGN ARCHITECTS)

  • AR System Development

    Alexander Reeder (Qosmo, Inc.), Nao Tokui (Qosmo, Inc.), Taeji Sawai (Qosmo, Inc.)

  • Lighting

    Izumi Okayasu (Izumi Okayasu Lighting Design)

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