Sansan DSOC

名刺交換データのビジュアライゼーション

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OVERVIEW

本プロジェクトは、Sansan株式会社のデータ統括部門「DSOC」との共同研究プロジェクトで、名刺アプリ「Eight」のデータを用いたデータビジュアライゼーション作品の制作を目的としています。これまでに《Dawn of Innovation》《The Essence of Serendipity》2つのアートワークを制作しました。データ解析はDSOC、サウンドデザインはJemapur、Qosmoはデータビジュアライゼーションとテクニカルディレクションを担当しています。

※ Eightサービスの利用規約の許諾範囲内で匿名化したデータを統計的に利用しています。

ARTWORKS

《Dawn of Innovation》(2019)

失われた30年とも言われるほどの経済不況から脱却できていない日本。一方で、国家などの長期的な経済成長を予測できるとされている経済複雑性指標(Economic Complexity Index)による近年の研究では、日本は経済成長の可能性において世界一位の国であることが示されています。 このような状況を日本が経済不況を脱却する「夜明け」の状態と捉え、イノベーションが生まれるような企業と企業の出会いを可視化。3面ディスプレイとマルチチャンネルサウンドシステムを用いることで、没入感のあるアートワークとして制作しました。 Dawn of Innovationは、ビジネスにおける人の出会いをリアルタイムで可視化した、世界初のデータビジュアライゼーションです。出会いからイノベーションが生み出されるメカニズムの解明を促し、日本経済の低迷を打開するようなイノベーションの創出を後押しします。

《The Essence of Serendipity》(2020)

3面ディスプレイとハイパーソニックエフェクトでFace to Faceによる出会いの本質を表現した、インタラクティブインスタレーション。AIの予測精度は高まり続け、購買をはじめとした、あらゆる体験がパーソナライズされる時代。日常生活や仕事に必要なコミュニケーション、未知なるものとの出会いをオンライン上で完結することは、もはや絵空事ではありません。イノベーションの創出を導く「幸運な偶然」になり得る名刺交換のネットワークは、ビジネスシーンにおけるFace to Faceによる出会いの縮図。その中に存在する、AIが予測できなかった出会い。そこに、出会いの当事者だけに影響した「何か」が被覆されています。The Essence of Serendipityでは、時折、広大なネットワーク内からAIが予測できなかった出会いが切り出されます。それは、知覚できない「何か」を想像させ、これまでに無数のイノベーションを生み出してきた出会いの妙が浮かび上がります。

AWARDS

《Dawn of Innovation》はネットワークサイエンスにおける最大級の国際学会『NetSci 2019』において、ネットワークデータを活用したアートワークの中で最も優れた作品に贈られるVisualization Prizeを受賞しました。


CREDITS

Dawn of Innovation

  • Data Analysis

    西田貴紀(Sansan DSOC)

  • Technical Direction

    徳井直生(Qosmo, Inc.)

  • Visual Programming

    堂園翔矢 (Qosmo, Inc.)

  • Sound Design

    JEMAPUR

  • Creative Direction

    石川善樹(Habitech, Inc.)、出雲翔(Habitech, Inc.)、山脇直人(Sansan DSOC)

The Essence of Serendipity

  • Data Analysis

    西田貴紀(Sansan DSOC)

  • Technical Direction

    徳井直生(Qosmo, Inc.)

  • Visual Programming

    堂園翔矢 (Qosmo, Inc.)

  • Sound Design

    JEMAPUR

  • Creative Direction

    山脇直人(Sansan DSOC)

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