社員インタビュー(AIエンジニア アンドリュー・ファイフ)

AI研究者、エンジニア、アーティスト、デザイナーなど、カルチャーの領域を横断するインターナショナルなメンバーが集まるQosmo。私たちは、技術的なスキルに加えて、“文化”に対する強い好奇心と探究心を大切にしています。 Qosmoで働くメンバーはどのような経緯でジョインすることになったのでしょうか。入社の経緯から大学で学んでいた領域や、個人の興味、携わっているプロジェクトまでをインタビュー形式で聞いてみました。2人目はAIエンジニアのアンドリュー・ファイフさんです。

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Qosmo: アンドリュー・ファイフ 93年生まれ、23年入社。 ポジション:AI アプリケーションエンジニア

最初に自己紹介をお願いします。

こんにちは。アンドリュー・ファイフです。QosmoのAIアプリケーションのエンジニアで、Neutoneプロジェクトのテクニカルヘッドを務めています。また、グラスゴ―大学の博士研究員も兼務しています。

どのような学生時代を過ごされましたか? グラスゴー大学の修士課程で5年間、電気電子工学と音楽と学びました。大好きな音楽と興味のある科学、技術、モノ作りとを結びつける方法を探していて、このプログラムを選びました。ただ、オーディオプログラミングとデジタル信号処理に初めて触れ、オーディオソフトウェア開発に情熱を持ったのは、コースの途中からなんです。その後、博士過程に進み、修士論文の一環として探求していた音楽のAI応用に焦点を当てました。

Andrewは音楽のバックグランドもありますよね。それについて教えてもらえますか? テックに携わる前は、ミュージシャンでした。エレキギターをたくさん演奏し、何年もの間、いくつかのバンドで演奏していました。特にあるバンドはかなり成功して、イギリスやヨーロッパをツアーする機会にも恵まれました。振り返ると、人生の中でも最もクレイジーな時期でしたね(笑)。20代前半から中盤まで真剣にバンド活動をしていましたが、修士の研究に没頭するにつれ、アーティスト向けの創造的なツールをつくる情熱が大きくなっていきました。

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バンドでギターを演奏するアンドリュー

中途入社になりますが、どのような経緯でQosmoを知ったのでしょうか? 修士課程修了後、オーディオソフトの会社で働きました。映画やゲーム業界のサウンドデザイナー向けに、素晴らしいツールをたくさん開発していました。そこでは、VSTプラグイン開発、オーディオプログラミング、DSPについてたくさん学び、在職中は主力製品を幅広く担当しました。その後、博士課程の研究に専念するために退職しましたが、当初はフルタイムで勤務していました。博士課程の研究中、Qosmoで行われている素晴らしい取り組みに刺激を受け、また自分自身の研究や興味とも非常に合致していました。創作の可能性を広げることを目的に、アーティスト向けのAIツールも研究している会社を探していたので、Qosmoは本当にぴったりだと思いました!

Qosmoにどんな期待を抱いていましたか。 QosmoがR&Dにおいてアーティスト中心のアプローチをとっていることに感銘を受けています。アート制作のプロセスを積極的に取り組み、それをイノベーションの原動力として、AIクリエイティブツールのための新たなアイデアを生み出そうとしている姿勢は驚くものでした。こうした循環型の実践は、他の音楽テック企業の中でも際立っていて、とても共感しました。こうした企業理念と、AIクリエイティブツールに対する共通の関心から、とてもQosmoに惹かれました。

イギリスから日本へ来ることは、人生の大きな転機だと思います。最終的な決め手は何でしたか? 日本文化に長年興味を持っていたこと、あとはAIを使った革新的なソフトウェアツールを開発する夢が重なったことです。QosmoはAIオーディオ分野のイノベーションにおいて最前線にいて、その発展を牽引する彼らをサポートしたいと思いました。

日本に来るにあたり、何かサポートはありましたか? 日本への移住をとてもサポートしてくれました。移住費用や書類手続などです。日本語もまだまだなので、Qosmoのサポートのおかげで、移住の手続きが本当にスムーズに進みました。

日本での生活はどうですか?仕事上で苦労や、楽しい経験もあれば教えてください。 Qosmoでの仕事はとても楽しいです。オフィスはとても洗練されていて、仕事場として最高です。リモートだけでなく、チームと直接交流できるのも嬉しいですね。もちろん、希望すれば週の半分はリモート勤務にもできます。柔軟性があって、それは仕事の満足度にとって重要な部分だと感じています。みんなでランチにもよく行きますし、ライブにも行ったりしますね。それと、お花見もとても楽しかったです!晴れた日に公園の桜の木の下で、大好きな人たちと一緒にビールとおいしい料理を食べる...最高ですね!

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3月のお花見の様子

現在の仕事内容を教えてください。 AIアプリケーションのエンジニアとしてNeutoneのソフトウェア開発に注力しています。今は、Neutoneの技術開発と方向性をリードしながら、プラグインのバックエンド、DSP、全体のシステムアーキテクチャの構築も行っています。

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NAMM ShowでNeutoneのプレゼンテーションをするアンドリュー

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2023年4月にカリフォルニア州アナハイムで開催された世界最大規模の楽器見本市「NAMM show」でのNeutone出展時の様子

実際にQosmoで働いてみていかがですか? Qosmoで働くことをとても誇りに感じています。ここでの仕事は、自分の価値観や関心に強く合致しています。Qosmoは、テクノロジーとクリエイティビティの限界を押し広げていて、非常に刺激をもらっています。また、日々の業務においても、柔軟な対応とサポートがあるため、働くことがとても楽しいです!このような才能と情熱にあふれたチームと一緒に働けることは、とても素晴らしい経験です。

Qosmoに興味を持たれた方へのメッセージをお願いします。 アートや最先端のテクノロジーを探求し、創造性を押し広げたいと情熱を持っている人に、ぜひ応募してもらいたいですね。アートとAIが交差する、そうした場所で同じ志をもつチームに囲まれて仕事をしたいと思ったなら、Qosmoは最適な環境だと思います!

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アンドリューの誕生日に社内でお祝いをしました

Qosmoスタッフ募集中 アートとテクノロジーを通じて人類の創造性を拡張する 現在、私たちはこのような価値観を一緒に共有できる仲間を探しています。複数の職種を募集していますので、ご興味ある方からのご応募をお待ちしています。 詳細はキャリアページよりご確認の上、お問い合わせください。

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