Neutone MorphoがS+T+ARTS Prize 2025のノミネート作品に選出されました

image

Photo: Natsumi Kinugasa

Neutoneが開発したリアルタイムAIオーディオプラグイン「Neutone Morpho」が、欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会による国際的アワード、S+T+ARTS Prize 2025にノミネートされました。

Nuetoneは、弊社の社内プロジェクトとして2022年にスタートし、2023年に法人化しました。

S+T+ARTS(Science + Technology + Arts)は、科学・技術・芸術の交差点におけるイノベーションを促進するための欧州委員会主導の取り組みで、社会・環境・経済に関わる現代的な課題に対して先進的なアプローチを提示するプロジェクトを顕彰しています。本賞の運営を担うのは、オーストリア・リンツを拠点に40年にわたり活動する世界的なクリエイティブ機関Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)です。 「Neutone Morpho」は、入力された音の特徴を保ったまま、スタイルを変えて再構築できるAI音色変換プラグインで、音楽制作における創造的表現を拡張するとともに、ユーザー自身によるカスタムモデル学習を可能にするサービスも提供しています。これまで、CTMやMUTEKなどの国際的な音楽フェスティバルのワークショップや、音楽制作ワークショップ(障害のある人たちのアート活動を支援する奈良県の「たんぽぽの家」とのコラボレーション)など、教育・福祉領域にも応用が広がるなど、多様な場での実践を重ねてきました。今回の受賞は、そうした創造性と包摂性を兼ね備えた取り組みが評価されたものです。

image-4

image-5

Photo: Natsumi Kinugasa

Neutoneでは、AIがアーティストに新たな音響探求の手段を与え、音楽制作をより開かれたものにする未来を目指して、今後も活動を展開してまいります。

Neutone Morpho

- https://neutone.ai/morpho

S+T+ARTS Prize 2025

- https://starts-prize.aec.at/en/neutone-morpho

ご依頼・ご相談などはこちらよりお問い合わせください

お問い合わせ